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カツノリング

ユニコーン すばらしい日々 すばらしい日々/ユニコーン (1993.04.21発売)/作詞作曲:奥田民生すばらしい日々だ 力あふれ 全てを捨てて僕は生きてる 君は僕を忘れるから その頃にはすぐに 君に逢いに行ける 懐かしい歌も笑い顔も 全てを捨てて僕は生きてる それでも君を思い出せば そんな時は何もせずに眠る眠る 朝も夜も歌いながら 時々はボンヤリ考える 君は僕を忘れるからそうすればもうすぐに君に逢いに行ける
どうしても民生氏の中で好きな曲を一つだけ選べといわれるとユニコーン時代の「すばらしい日々」になってしまう。当時解散した事すら知らなかった僕は、この曲の存在もかなり後になって知ったものだ・・・。後述となる「だらだら」というコーナーでも語ってはいるが、このハシリだったのではないかと思う曲。まずそのダルダルさ加減に僕はついていけなかったというのも正直な所。ユニコーン時代ってそれまでは「大迷惑」や「雪が降る町」や「MaybyBlue」がいいと思っていた。実際、ソロになっても「愛のために」がいいなぁとか「人の息子」かなぁとか思ったりもしていた。
しかし飲みに行ったりすると結構みんながカラオケで歌ってたユニコーンの曲があった。あぁ聞いた事あるなぁ、なんだっけなぁと思っていたのがこの「すばらしい日々」だったのである。でベスト持ってたなぁとCDの棚から探し出し繰り返し聴いていたら、なんとなくズンときてしまったのである。曲調のゆるやか事と、詩の内容全てに渡ってやられてしまった曲はこの曲ぐらいだろう。というかこの曲よりもピンと来るものはないだろう・・・。
疲れた時、自分が行き詰まった時に聴くと、なんというかパワーが漲るわけではないのだけど、いっちょやったるかぁーという気にさせられる。但しこの気力を全面に押し出すのではなく静かな闘魂といいますか(笑)。
ソロになっても続く民生氏の不言実行的なパワーを感じる逸曲ではないかと思う。ユニコーン名義では最後のシングルとなったことはいうまでもない。そしてそれが正当に受け継がれているのだと確信する。ちょっと大げさだけど(笑)。
矢野顕子が出したアルバムでBOOMの「中央線」や佐野元春氏の「SOMEDAY」、ムーンライダーズの「大寒町」等をカヴァーしたものにもこの「すばらしい日々」は入っていて絶賛している。まぁもちろん原型は留めていないけどね(笑)。
2006年にはソニーハンディカムのCMソングとしても使われる。たぶん私と同じ年代の方がクリエイティブなディレクターにいるんだろな。