Cafe Bohemia Meeting
1987年09月14日/横浜スタジアム
僕が元春さんのライヴを初めて体験したのは、伝説となった横浜スタジアムでのこの「カフェボヘミアミーティング」だった。
もちろんファンクラブにも入っていなかったので、誰かさんの大学の友人にチケットを取ってもらいウキウキしていた。
実は、東京に出てきたばかりのオノボリサンだったもので前の週に横浜を下見にきたりもしていた。
なにもかもに驚き、倉庫群を見たときは「あっ、あぶない刑事のエンディングだ」と感動したりもした(笑)。
当日になり、スタジアムの内部の迫力に驚きながら、チケットを頼りに座席に向かった。
座席は1塁側内野席で野球ならば最高のポジションだが、ライヴのステージはセンターの方向。大きな白い風船がスタンバイされていた。
とにかくステージは遠い・・・元春さんは見えるのだろうか・・・。
すごい待ち時間があったが、それも退屈はしなかった。というよりどんどん緊張していった。
そして開演、ちょうど薄暗くなってきた横浜の空、そしてすごいPAから大音響が吐き出された!オープニングはアンジェリーナ。大きな風船が破裂して薄くらい空に無数の白い風船が舞い上がった。
オーディエンスがいっせいに立ち上がりスタジアムがグラグラと揺れた。
それからはしばらく何が起こっているのかわからない・・・感動と凄い音響に頭がクラクラとしていた。
やっと正気に戻った時は、中盤の盛り上がりハッピーマンメドレーへとなだれこんでいた。
スタジアムの広いステージの端から端まで、元気に走り回る元春さん。すごい興奮を静めるかのようにガラスのジェネレーションのスローバージョンで一息をつくかのように落ち着いた。
やはり元春さんは豆粒ぐらいにしか見えない。アストロビジョンばかりを見つめていた。
後半もすごい盛り上がりを見せた。
なかでも「クリスマス・タイム・イン・ブルー」では、誰からともなくライターをペンライトがわりにして、スタジアム全体が炎に揺れた。当時、僕は禁煙していたので、そのすばらしいオーディエンスのアドリブに参加できなかった。
この空間を一緒に満喫できないでくやしい思いをしたことを思い出す。
とにかく元春さんライヴの初体験がすごいものだったのは今でも鮮明に記憶の中に残っている。 |