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THE SUN (2004年07月21日発売)
前アルバム(Stones and Eggs)発売から4年11ヶ月振り
待ってましたよ、マジで。約5年振り!まぁいろいろレーベルとの間でもあったらしいけれど、これはとにかく待った僕らの期待を裏切らない元春さんをみせてもらったような気がする。30代〜40代の方々にはピッタリとオンタイムではまる曲ばかりではないかとも思う。
 
01_月夜を往け
  シングルとして先行発売されたが軽快な感じが1曲目にピッタリか。歌唱の方法は変われども、この曲は今の元春さんの声にピッタリとはまっている気がする。『Young Bloods』をも彷彿とさせてもらった元気になりたい時にピッタリの曲。
02_最後の1ピース
  このホーンがダディ柴田氏だったらどれだけよかったか。。
これでもいいのだけれど、もっと重みが欲しかったような気がする。
03_恵みの雨
  なんでもこの曲は『リストラ』になった人向きの曲らしい。。僕とあまりにピッタリとはまりビックリしてしまった(笑)。ビートに乗せてと唄っているだけにちょっとヒップホップが入ってて嬉しいような気がする。
04_希望
  こんな詩を書くようになったのかなぁ元春さんという感じがする。でもアルバムの中で一番好きな曲。日常の中に『希望』があり『自由』があるのだとの訴えがギターポップの様に若々しいメロディとのギャップが心地よい。「墓参りの準備」とか「中古の家」とか昔の元春さんからは出て来ないだろう言葉にグッとくる。
05_地図のない旅
  続けて次に好きになった曲。アコギのリフも前の曲と同様に心地よく、「あてのない旅」をして「彷徨う君の魂」が今までの元春さんの苛立ちを表しているのかどうか?「さすらう魂」もココにみつかった感じがする。
06_観覧車の夜
  ホーンセクションも切なげにただ盛り上がるだけではない感じが今までとはちょっと違う。刻む言葉がちょっとヒップホップというかラップも入ってて、今回の中では03_とともに刻みの一種で楽しめる曲。
レコーディングアーティストもホーボーへキングではなくバラエティに飛んでいるのがなかなかかなぁ。
07_恋しい我が家
  ボソッとした感じの唄い方ではあるがこれは前からもあった方法、力が入っていないのがかえって強く印象に残るのかもしれない。このアルバムに通じている『家』というキーワード。04_とは違い、ちょっと寂しげでもある。
08_君の魂 大事な魂
  シングルにはなった曲だが、あまりに何年も前から聴きタイトルは変わったものの、ちょっとこの曲だけは僕の中に響かなかったかもしれない。ビブラートがあまりに強すぎるのかも。スカパラホーンズが参加しオーケストラっぽくはなってはいるが。。
09_明日を生きよう
  ココにきてちょっとだけ辛く切なくなってくる。ココまで『君』『家』『生きる』というキーワードが並ぶと今までかなり辛く苦しい日々を元春さんが送っていたのだろうなぁと思ってしまう。曲自体は嫌いではない。
10_レイナ
  この曲は『バツイチ』がテーマだとか。。本当に今回のアルバムはある意味、詩の表現内容が凄い。ただの比喩表現だとか、英語に無理から変えたりとかそういうのはほとんどない。
11_遠い声
  「1センチ2センチ3センチ」という表現がいいなぁとすぐに思った曲だった。「君に会える」ために少しずつ近寄っているのだ、あまり切なさは感じずすんなり受け入れられる曲だった。
12_DIG
  ライヴの音源の様になっているが、後半へ向けての怒涛の滑り出しの様に感じる。ココまではズッと流れるようにやってきたからインパクトを出そうかなと。
元春さんのアルバムで14曲は多い方だと思う。かなり前作と間があいた時の『FRUITS』の時がそうだった。17曲収録と嬉しかったが、今回はもっと待たされたのだから2枚組の24曲とかでもよかった(笑)。
13_国のための準備
  このアルバムの中でロックンロールしている曲といえばコレだろう。HEY3に出演の際になぜこの曲を披露したのか?不明ではあるが、あと数日後に控えていた参議院選挙に向けてだったのでは?と僕は思っている(笑)。
14_太陽
  ボブ・ディランっぽくもある。唄い出しの「GOD」が辛く響く。しゃがれた声をそのまま使い、より効果的に出しているように思える。『太陽』という表現が必ずしもアッケランとしてばかりもいれないから、これからも自分はやっていくという意志が僕の中に打ち込まれた。
初回限定DVD
佐野元春 and The Hobo King Band The Sun Recording Session 2001-2004
●君の魂 大事な魂/リハーサル/2001年1月/芝浦スタジオ
●君の魂 大事な魂/レコーディングセッション/2001年2月/音響ハウススタジオ ON AIR 麻布スタジオ
スカパラホーンズとの久しぶりの再会に喜ぶ元春さんがそこにはいた。もっと他の曲も一緒にセッションしてほしかったなぁ。
楽譜には曲に併せる為に詩を書き換えたり、追加・削除したりしている。
●君の魂 大事な魂/プロモーションビデオ
●恵みの雨/レコーディングセッション/2001年2月/ON AIR 麻布スタジオ
僕も広告(CM)の仕事をしている時に録音スタジオの経験があるが、通常は吐息や邪魔なものを消す為に丸いガーゼのような素材が張ってある枠があるが、元春さんはこのレコーディングの際に、その輪をマイクからはずして録音していた。吐息などもそのまま取り入れたいということだろうか?
●レイナ/レコーディングセッション/2003年1月/音響ハウス スタジオ
●フォトセッション/2001年4月/東京
●呼庵にて/2002年夏
ファンクラブ限定の【PRUG & PLAY】のパンフの撮影現場だろう。ファンへ新しいアルバムについての事をボソッと語る元春さんがいる。
●月夜を往け/レコーディングセッション/2002年4月/音響ハウス スタジオ
●光/レコーディングセッション/2002年5月/サウンド イン
●観覧車の夜/レコーディングセッション/2003年1月/音響ハウス スタジオ
●荒吐ロックフェスティバル/2003年9月7日/宮城県仙台

●国のための準備/レコーディングセッション/2003年12月/音響ハウス スタジオ
●DIG/レコーディングセッション/2003年12月/音響ハウス スタジオ
 
佐野元春オフィシャルサイト(MWS)
THE SUN特集に採用・掲載されました。
 

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